戒めのカレー

ジェンダー/セクシュアリティと教育研究者の のうきよう によるブログ

図書紹介:宮地尚子『震災トラウマと復興ストレス』(岩波書店、2011)

 

これまで複数回実践させてもらった「性の多様性」実践をきちんとまとめようと思い、今一度色々な文献を読みあさっています。

自分の実践でも使うのは、岩川ありささんが書かれた次の文章なのですが、

 

 CiNii 論文 -  ようこそ、この教室へ : 異性愛主義と性別二元論を超えて (特集 性の多様性と学校教育)

 

この文献に出ていた「度し難いまでの無知/度し難いまでの有知」とおっしゃってるという宮地尚子さんってどんな人なのだろう?と思い、最近になって宮地さんが書かれた本を買いあさってみました。

 

震災トラウマと復興ストレス (岩波ブックレット)

震災トラウマと復興ストレス (岩波ブックレット)

 

このブックレットと、岩波赤の『トラウマ』、そして、この二冊にも出てくる「環状島」理論を提起してる『環状島』を買ってみました。

 

厚さが薄い順に読もうと思い、ブックレットを読んだのですが、一言では表せない複雑な感情をいだきました。ひさびさにこの感覚に出会えたかもしれないとワクワクしてます。

このワクワク感とモヤモヤ感をひもときながら、自分の研究に向き合ったら、これまで書きまとめられなかったところも、少し解決するかもと思いました。

そして、ワクワク感と同時に、宮地さんの論稿をすでに読まれた岩川ありささんのご研究がものすごく気になりました。

こんなすごく面白い本に、どうやったら巡りあえるんだろうかと思いつつ、自分が出会った面白い本を自分の研究にちゃんと活かしていけたらいいなあと思ったのでした。

(図書紹介というより、感想、というか、読みながらはせた思いの吐露になってしまった。)